- 2010-08-08 Sun 22:50:06
- 野外撮影
霧ヶ峰の標高は1600m以上。
夏とは思えぬ過ごしやすい気温だった。
手を伸ばし、静かに待つ。
瞬間を押さえようと、レンズを向ける。
待っているもの、それは蝶。
ウラジャノメ(裏蛇目)と言うようだ。
後から調べると数が少ないとの記載も見つけたが、
ここでは無数に舞っていた。
なかなかその時は訪れない。
一時の機会。
残念、アルパカさんに気を取られて。
湿原では多くの植物を目にすることが出来た。
キンバイソウ(金梅草)
花弁みたいに見えるのは実は萼片らしい。
キンバイソウの花言葉は「品位」
ノハナショウブ(野花菖蒲)
ハナショウブの原種であり、今では500を超える品種があるとの事。
シシウド(猪独活)
学名:Angelica pubescens
独活には鎮痛、鎮静、血管拡張作用といった効き目があるようで、
昔は、死者を蘇らせる事が出来ると思われた事から「天使」の名がつけられたそうな。
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
花穂がまさに虎の尻尾のよう。
チダケサシ(乳茸刺 )
チダケ(乳蕈)という茸を茎に刺して持ち帰った事が由来で名前が付いたそうな。
ここで紹介した以外にも様々目を楽しませてくれた。
休憩場所で二人、
湿原を眺めて。
ここにいると時の流れが遅くなったように感じた。
いや、時が流れるのではなく、
我々が流されていくのだと、誰かの言葉を思い出す。
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